8月の時候の挨拶は?ビジネスで使える例文紹介!
大好評の時候の挨拶シリーズです。(笑)
8月は残暑見舞いなど、手紙を出す機会も多いのではないでしょうか。
ビジネス関係の手紙では、当然ながらビジネスマナーは欠かせません。
やはり、社会人として恥ずかしくない正しい時候の挨拶を使いこなしたいですよね。
今回は、「8月」に適した時候の挨拶を紹介します。
例文はもちろん、意味もセットで解説しますので、しっかりと理解していきましょう。
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ビジネスで使える8月の時候の挨拶
まずは例を列挙していきましょう。
- 空高く澄み渡り
- 残暑厳しき折
- 残暑凌ぎ難き候
- 土用明けの暑さ一段と厳しき折から
- 降るような蝉しぐれ
- 朝夕涼味を覚える頃
- 秋風の訪れる窓
なんとなく意味がわかるものが多いですね。
「暑いですね」といった言葉を使っておけば問題ありません。
「土用明け」というのは、2016年であれば8月6日以降になります。
上記に挙げた時候の挨拶に加えて、安否の挨拶を入れるようにしましょう。
例)
- 残暑凌ぎ難き候、貴社ますますご隆盛のことと大慶に存じます。
- 秋風の訪れる窓、ご家族の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
8月の時候の挨拶を取り入れた例文
それでは、8月のお手紙の例文を通しで見ていきましょう。
○○○店新装開店のご案内
拝啓 降るような蝉しぐれ、皆様におかれましては、なお一層ご活躍のことと拝察いたしております。
日頃は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
さて、このたび○○店の改装を終わり来る○○月○○日より新装開店することになりました。
これも皆様の変わらぬお引き立てのおかげと、心より感謝いたしております。
今後とも、一層の努力をしていく覚悟でございますので、よろしくお願い申し上げます。
敬 具
平成○○年○○月吉日
年中使える時候の挨拶
ここまで、8月の時候の挨拶を紹介してきましたが、実は年中使える時候の挨拶というものも存在します。
それが、「時下(じか)」です。
意味としては、「このところ」「今現在」といった感じです。
使い方はこうですね。
例)
拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
よく見る文章だと思いますが、相手が健康で幸せに暮らしていることを喜ぶと言う意味があります。
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堅苦しさが気になる??
時候の挨拶は、やや形式張った印象を与えます。社会人としてのマナーですから、守っている方がいいのですが、これだと気持ちが伝わりにくいという場合もあるでしょう。
ビジネス上のお付き合いと言っても、中にはかなり親しい間柄の人もいますよね。
そういう場合は、以下のような時候の挨拶もありですよ。
- 厳しい暑さが続いておりますが
- 立秋とは名ばかりの猛暑が続いております
- 暦のうえでは秋ですが
- 残暑がひときわ身に染む毎日ですが
- 朝夕にはかすかに秋の気配を感じます
- 涼しい季節が待ち遠しい今日この頃
- 暑さもようやく峠を越え
相手によって上手く使い分けていきましょう!
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