今年こそ見たい六義園の紅葉!見頃の時期を逃すな!
木々が艶やかに色づく秋に是非とも足を運んでいただきたいのが東京にある六義園(りくぎえん)です。都内でも有数の景観を誇る六義園は小石川後楽園と並び、江戸時代の二大庭園に数えられています。
池を囲むように植栽された多種多様な樹木は紅葉の時期になると朱色や黄金色のグラデーションで観光客を魅了します。また、期間限定でライトアップが行われ、闇夜に煌めく紅葉と水面に映し出される木々の美しいコントラストが幻想の世界へと誘います。
今回は六義園の紅葉の見頃やライトアップ情報、現地へのアクセス方法などについてお伝えしていきます。
Contents
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六義園の紅葉の見頃と種類
見頃はいつ?
園内の紅葉は例年11月中旬から色づき始め、11月下旬~12月上旬に最盛期となります。12月中旬になると落葉が増え、紅葉は終焉を迎えます。その年の気温によって見頃の時期は多少前後しますが、11月下旬~12月上旬に来園していただければ深紅に染まった美しい紅葉が見られるでしょう。
六義園の紅葉の種類は?
イロハカエデ約400本の他、モミジ、イチョウ、ケヤキ、ハゼノキなど560本が庭園を鮮やかに彩ります。
六義園のライトアップ情報
六義園は日本庭園の集大成とも名高い回遊式築山泉水庭園となっており、大泉水を中心に設置された遊歩道を散策しながら紅葉をお楽しみいただけます。昼間の景観も美しいのですが、紅葉シーズンの夜間に行われるライトアップには格別の美麗さがあるため必見です!昼間とは違う異世界のような神秘的な情景に思わず息を呑むことでしょう。
晩秋の六義園は混雑しますので、来園当日に困らないようおすすめスポットやライトアップ情報をご確認ください。
おすすめスポット
水香江(すいこうのえ)
園内各所でライトアップが行われる六義園の中でも随一のスポットが庭園の北西に位置する「水香江」です!かつてここには池があり、蓮の花が咲き乱れていました。築園者の柳沢吉保は李白に倣い「蓮の花の盛りの頃には、水までもいい香りがする」との意味を込め、「水香江」と名付けたそうです。
当時の清らかな流れを青い光とミストによって再現するライトアップはまさに圧巻の一言!蓮をイメージした香りも漂わせ、まるで江戸の世にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。しっとりとした幻想的な光景は見応え抜群です!
もみじ茶屋
ライトアップ期間中の10時~20時には軽飲食を楽しめるもみじ茶屋が設置されます(ラストオーダーは19:30)。場所は江戸時代の花見ポイントだったとされる吟花亭跡付近です。
ソフトクリームや甘酒、くるみ味噌のタレが美味しい三福だんご、温かい豚汁などのメニューがあり、歩き疲れた体を癒してくれます。他にも心泉亭や吹上茶屋などの茶屋が設けられていますが、紅葉に囲まれた絶好なロケーションのもみじ茶屋がオススメですよ!
※雨天時・荒天時には中止の場合あり。
2016年のライトアップ期間
2016年のライトアップ期間は11月19日(土)~12月7日(水)で、日没後(17時頃)から点灯が始まります。期間中は最終入園時間が20:30に、閉園時間は21:00まで延長されます。
混雑について
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ライトアップ期間中、特に土・日・祝日は大変多くの方が来園されます。ライトアップが始まる17時頃から混雑が始まり、18時~19時頃にピークを迎えます。チケットの購入にも時間がかかり、進路も狭いため園内をゆっくり見て回ることが難しくなります。
混雑を避ける方法としては
- 平日に行く
- 20時頃に行く
- 前売り券を購入しておく
- あえて悪天候の日に行く
などがあります。
六義園の基本情報
住所
東京都文京区本駒込6丁目
アクセス
- JR山手線または地下鉄(東京メトロ)南北線の駒込駅で下車し、徒歩7分。
- 都営地下鉄三田線の千石駅より徒歩10分。
駐車場がないので、車での来園はお勧めできません。電車などの公共交通機関を利用しましょう。
定休日
年末年始を除き、無休。
入園料
一般:300円
65歳以上:150円
小学生以下、都内在住・在学の中学生:無料
開園時間
9:00~17:00(入園は16:30まで)
ライトアップ期間中は9:00~21:00(入園は20:30まで)
お問い合わせ先
03-3941-2222(六義園)
特別名勝を堪能しよう!
国の特別名勝にも指定され、都内でも屈指の人気紅葉スポットとなっている六義園。紅に彩られる雅やかな庭園は日本人の心を強く惹きつけます。
先述の通り紅葉が見頃となる11月下旬~12月上旬は大変な混雑が予想されるため、六義園をじっくり堪能されたい方は昼間のうちに園内を一巡し、余裕を持って夜間のライトアップに臨みましょう。
今年はどこに紅葉狩りに行こうかと迷っている方は、少し遠出して六義園にいらしてみてはいかがでしょうか?
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