今年は鎌倉の紅葉へ！ライトアップの超名所をご紹介！
秋の紅葉を愛でる紅葉狩りの文化は平安時代より貴族の間でたしなまれてきました。現在では多くの方が行楽として紅葉スポットへ足を運び、美しく風情のある紅葉を楽しんでいます。
四季を通じて美しい景観や豊かな自然を味わえる鎌倉には多くの観光客が訪れますが、紅葉シーズンになると紅葉狩りを楽しむ方でより一層賑わいます。中でも人気なのが夜間にライトアップされる長谷寺（はせでら）です。荘厳な寺院と紅葉の美麗さがマッチした幻想的な情景に感動を覚えること請け合いです。
今回は古都鎌倉の代表格ともいえる紅葉の名所、長谷寺の魅力についてご説明していきます。
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Contents
長谷寺 鎌倉で唯一の紅葉ライトアップスポット
四季折々の自然を楽しめる花の寺
長谷寺は奈良時代に藤原房前（ふじわらふささき）が開基されたとする名刹で、四季折々美麗さを持つことから「花の寺」とも称されます。特に紅葉シーズンは秋らしい彩り豊かな情景と荘厳な寺院とのコントラストが絶景であり、たくさんの観光客が訪れます。
日本最大級の木彫仏である十一面観音菩薩、そして鎌倉の町並みと由比ヶ浜を一望できる見晴台からの景色は必見です！
贅沢すぎる！神秘と幻想に包まれる時間
多数の紅葉の名所がある鎌倉ですが、夜間特別拝観（ライトアップ）があるのはこの長谷寺だけ！他の場所では味わえない幻想的な世界を堪能できる長谷寺のライトアップは、鎌倉の秋の風物詩となっています。
夕暮れとともにライトが点灯され、より鮮やかに浮かび上がる紅葉。イチョウやカエデも負けじと輝きを放ち、闇夜を彩ります。
境内にある紗智池や放生池の水面には見事な紅葉が映り込み、息を呑む美しさで参拝客を魅了します。この「逆さ紅葉」の神秘性が長谷寺の名を全国に轟かせた理由といえるでしょう。
夜間拝観は和の魅力を満喫できる非常に贅沢な時間となります。鎌倉に紅葉狩りに行かれるのであれば、長谷寺はマストスポットですよ。
ライトアップの時期や時間帯は？
朝の最低気温が8℃を下回ると紅葉が進みます。一般的には11月半ば～下旬が見頃ですが、温暖な気候の鎌倉は他の地域より遅い傾向があります。
長谷寺の紅葉は11月下旬～12月上旬が最盛期とされ、例年のライトアップもその時期に行われています。木々がより綺麗に色づくのは12月の上旬になるでしょう。
通常、10月～12月の閉門時間は16:30ですが、ライトアップ期間中は開門時間が延長され、18:00（土日祝日は18:30）まで拝観可能です。
ライトアップの時間は正確には決まっておらず、日没から少しずつ灯りが点けられていきます。
拝観情報
3月～9月の営業時間：8:00～17:00
10月～12月の営業時間：8:00～16:30分
拝観料：大人：300円、小学生以下：100円
住所：〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
電話番号：0467-22-6300
定休日：なし
参拝の所要時間：約20分
アクセス
公共交通機関でお越しの方
- JR横須賀線の鎌倉駅で下車し、長谷観音バス停から徒歩5分。または、江ノ電長谷駅で下車し、徒歩5分。
- 小田急線の藤沢駅で下車し、江ノ電長谷駅より徒歩5分。
車でお越しの方
横浜横須賀道の朝比奈I.Cを降り、県道204号線を経由して約30分。
注意事項
車で向かう予定の方へ
車で長谷寺に向かう予定の方は注意が必要です。長谷寺の駐車場は30台分しかなく、近隣の駐車場もライトアップの時期は混み合いますので、当日は公共交通機関を使われることをお勧めします。
もし車でいらっしゃる場合は混雑を避けるため、なるべく早い時間に到着するよう心がけましょう。
雨天中止の可能性あり
雨天の場合はライトアップが中止になることもありますので、事前に天気予報をチェックしておきましょう。
ペットの入山は原則禁止
身体障害補助犬（盲導犬・介助犬・聴導犬）以外のペットの入山は原則的に禁止です。やむなく同伴される際はケージやキャリーケース等に全身を入れ、他の来山者の方の迷惑にならないよう配慮してください。
また、ペット同伴で諸堂・境内施設に入ることはできませんのでご注意ください。
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鎌倉の秋の風物詩、ご堪能あれ！
鎌倉の西方極楽浄土と謳われるほど、1年を通して花木が豊かな長谷寺。ライトアップされた幻想的な世界はまさに絶景です！
多くの神社や寺院が閉館となった時間に夜間特別拝観ができるので、他の紅葉スポットを巡った後に長谷寺を訪れるといいでしょう。比較的狭い範囲に人気の名所が集中しているので、ご希望のコースで参拝する時間はあるかと思います。
見頃となる11月下旬～12月上旬は是非とも鎌倉へ足を運び、日本の美である紅葉をご堪能ください！
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