読書感想文を親が書くのは間違い?
読書感想文を親が書くということ、結構あるみたいですね。
子どものかわりに親が書くというのは賛否ありますが・・・。というか、「否」の意見が多いですかね。。私の親はそんなこと一切やってくれませんでしたが。(笑)
実際、私の学生時代には結構いましたよ。親に書いてもらっていた面々が。
それどころか、親が書いた読書感想文で賞を取ったりするのです。
当編集部の結論としては、読書感想文は自分で書くものだという意見です。
自分で書く意味を、今回は考えてみましょう。
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親の愛
読書感想文、親が書こうが書かまいが、どちらにしても「親の愛」を感じます。
書かない人は、「自分の宿題は自分でやらせることによって辛いことを乗り越える力を養わせる」というような意見もありますでしょう。
書くという人は、「夏休みは精一杯遊んでいろんな体験をしてほしい。そのためなら読書感想文をかわりに書いてやってもいい」といったところでしょうか。
どちらにしても愛ですね。
しかし、本人に考えてほしいことは、「大人は忙しい」ということです。
読書感想文を親に書かせるということは、親が忙しい時間を縫って、子どものために尽力させるということです。子どものためとなると、親も手を抜けません。
仕事や家事で忙しい自分の親に、そのような余計な手間をかけさせていいのでしょうか?
読書感想文は子ども自身の宿題です。
自分の力でやり遂げましょう。
文章を書く力を養おう
自分で読書感想文を書くといっても、大変なのは確かです。しかし、真剣に取り組む価値はあります。たとえあなたが野球部でも、サッカー部でもです。
このデジタル社会、文章を書く力は年々重要視されているように思えます。私の身の回りを見ても、誰かが作った文章であふれています。
このブログだってそうですし、メールやSNS、手紙、ニュースサイトなど、どれもこれも文章です。
文章を書くということは、インプットとアウトプットをするということ。
何の情報にも触れずに文章を書けるという人は、実はいません。何らかの情報をインプットして、それを自分の頭の中で加工してアウトプットしているのです。
読書感想文は、そのインプットとアウトプットを「流れ」で体験できますので、非常にいい勉強になるのです。本を読むから、情報に触れるから、しっかりとした文章が書けるわけですし、その課題に真剣に取り組んでおいて損はありません。
どうやって読むのか?どうやって書くのか?
ここからはもっと突っ込んで、どうやって読むのか?どうやって書くのか?というところをお話しましょう。
文章力の有り無し、頭の良し悪しはすぐには変えられませんから、そんなことに悩んでいても仕方ありません。
大切なのは、集中力を発揮することです。
なんとなく本を読んで、なんとなく理解するのではなく、しっかり読んでしっかり理解すること。
嫌々書くのではなく、書くことに没頭すること。
読書が人生にいい影響を与えることと、文章を書く面白さは、私が保証しますから。
集中力を発揮するのに重要なのが、「時間」と「場所」です。
朝のほうが集中できる子もいれば、晩ごはんを食べた後のほうが集中できるという子もいます。
図書館で本を読むと集中できるという子もいれば、家のベランダに座り込んで読むほうが集中できるという子もいます。
また、書く作業と読む作業では、場所を変えたほうがいい場合もあります。
ちなみに、私だったら、読む作業は風呂でやりますし、書くときは大抵ファミレスで書きます。このやり方でマンネリ化してきたら、またやり方を変えます。
部屋の中で立って作業してみたり、玄関の前(外)のコンクリにあぐらをかいて作業することもあります。
とまあ、やり方はたくさんあるわけですよ。
「机に座って勉強しなさい」という親や先生の教えが全てではないのです。あなたに合ったやり方を、いろいろ試しながら探してみましょう!
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ネタをこぼさないために・・・
本を読む時も、本について親と語り合う時も、こまめにメモをしましょう。
小さなメモ帳とペンを持ち歩き、読書感想文に使えそうなネタが思い浮かんだらすぐさまメモするのです。もちろん、スマホでもいいですよ。
あとで見返したときに、必ず使えます。
どんな情報に触れるのか・・・。
その情報に触れて何を感じるか・・・。
それを、思い切り原稿用紙に表現しましょう。きっといい読書感想文が書けますよ!
読書感想文については他にもまとめています。
合わせてご覧ください。
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読書感想文のかしこい書き方!中学生のテーマはコレ!
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