メジャーの開幕はいつ?日本との違いをお教えします!

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野球の世界大会・WBCが終わると、いよいよMLB(メジャーリーグ)のシーズンが到来します。
2016年11月に行われたワールドシリーズではインディアンスとカブスが激突。お互いに3勝で迎えた7試合目はカブスの優勢で進むも、抑えのチャップマンが2ランホームランを浴びて延長戦に突入。接戦の末、勝利の栄冠を手にしたのはカブス。108年ぶりの優勝に会場は大いに沸き立ちました。
全米がその余韻に浸る中、大リーグは早くも2017年レギュラーシーズンの日程を発表。開幕戦の日にちも決定しました。

今回は2017年のMLBの開幕戦はいつ行われるのか、MLBとNPBの違いはどこにあるのかをお伝えしていきます。

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開幕戦はいつ開催?

米大リーグによると、2017年のレギュラーシーズン開幕戦が行われるのは
日本時間4月3日(月)の02:10から。
ナイター戦を含めた3試合が行われる予定です。

4月3日の対戦カード

  • ヤンキース×レイズ(日本時間2:10~)
  • カブス×カージナルス(日本時間9:30~)
  • ジャイアンツ×ダイヤモンドバックス(日本時間5:10~)

2017FA選手紹介

2017年の有力なFA選手の契約年数・契約金の予想を引用します。

1.ヨエニス・セスペデス(メッツ・外野手)4年1億ドル
2.エドウィン・エンカーナシオン(ブルージェイズ・指名打者)4年8000万ドル
3.ウィルソン・ラモス(ナショナルズ・捕手)4年6800万ドル
4.イアン・デズモンド(レンジャーズ・中堅手/遊撃手)4年6400万ドル
5.ホセ・バティスタ(ブルージェイズ・外野手)3年6000万ドル
6.ジャスティン・ターナー(ドジャース・三塁手)4年6000万ドル
7.アロルディス・チャップマン(カブス・クローザー)4年5600万ドル
8.リッチ・ヒル(ドジャース・先発投手)3年5000万ドル
9.ケンリー・ジャンセン(ドジャース・クローザー)4年5000万ドル
10.マーク・トランボ(オリオールズ・外野手/一塁手)3年4500万ドル
11.イバン・ノバ(パイレーツ・先発投手)3年4200万ドル
12.マーク・マランソン(ナショナルズ・クローザー)3年3600万ドル
13.ジョシュ・レディック(ドジャース・外野手)3年3600万ドル
14.マーティン・プラド(マーリンズ・三塁手)3年3300万ドル
15.カルロス・ベルトラン(レンジャーズ・外野手/DH)2年3200万ドル
16.ジェレミー・ヘリクソン(フィリーズ・先発投手)3年3000万ドル
17.マット・ウィータース(オリオールズ・捕手)3年3000万ドル
18.アンドリュー・キャッシュナー(マーリンズ・先発投手)2年2500万ドル
19.ニール・ウォーカー(メッツ・二塁手)2年2400万ドル
20.デクスター・ファウラー(カブス・外野手)2年2400万ドル
21.マイケル・ソーンダース(ブルージェイズ・外野手)2年2200万ドル
22.ブラッド・ジーグラー(レッドソックス・リリーフ投手)3年1800万ドル
23.ケンドリス・モラレス(ロイヤルズ・指名打者)2年1600万ドル
24.ダグ・フィスター(アストロズ・先発投手)2年1600万ドル
25.マイク・ナポリ(インディアンス・一塁手/指名打者)1年1200万ドル
26.バートロ・コロン(メッツ・先発投手)1年1200万ドル
27.マット・ホリデー(カージナルス・外野手)1年1200万ドル
28.ブランドン・モス(カージナルス・外野手)1年1000万ドル
29.ペドロ・アルバレス(オリオールズ・一塁手/指名打者)1年800万ドル
30.トラビス・ウッド(カブス・リリーフ投手)1年600万ドル
カルロス・ゴメス(レンジャーズ・外野手)1年600万ドル
R.A.ディッキー(ブルージェイズ・先発投手)1年600万ドル
コルビー・ラスマス(アストロズ・外野手)1年600万ドル

引用元:http://baseball.information0.com/major-baseball/2017-free-agents-early-ranking/

2017年のFAは外野手のタレントが揃っている反面、先発投手の層が薄めです。打撃成績に優れ、強肩でセンターを守り抜くポテンシャルを備えたセスペデスが契約金額でトップになるのはほぼ確実のようですね。

NPBとMLBの違いは?

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資金力≒強さのNPB

NPBでは潤沢な資金を持つ巨人が優勝回数で他球団を圧倒し、野球界を実質的に牽引しています。良くも悪くも昔から「巨人あっての野球」「巨人とその他のチーム」という構図になっているのです。資金力の乏しいチームは補強も満足に出来ず、万年Bクラスという事態に陥りがちで、波乱が少ないのが特徴ですね。

戦力の均一化を図るMLB

MLBは「ぜいたく税制度」をはじめとした戦力均衡システムによって資金のある球団とそうでない球団の戦力差を縮めています。「お金のあるチームほど好成績を残しやすい」という傾向はあるものの、年俸総額の低いチームでも地区優勝・ワールドシリーズ優勝に輝ける可能性がNPBと比べて高いのです。

ヤンキース・ドジャース・レッドソックスといった金満球団ばかりにスポットライトが当てられるのではなく、「全球団が主役であり、チャンスがある」「球界全体で繁栄」という共存共栄の方針が評価されています。

戦力の均一化政策が功を奏し、最近ではメッツ・ロイヤルズ・カブスなどの総年俸額が低い球団がワールドシリーズを制覇。限られた資金で強力なチームを作れるようになった分、選手以上にGMの手腕が求められています。

ぜいたく税制度

選手の年俸総額が規定ラインを超えているチームは超過した金額に応じたぜいたく税を課されます。税率は17.5%(1年)→30%(2年連続)→40%(3年連続)、50%(4年以上連続)となるため、資金に物を言わせたチーム強化がしにくくなるのです。

予想できない面白さ、それがMLB

今年のメジャーリーグ開幕は4月3日です。前年覇者のカブスの試合を含む3試合が行われるので、時間がある方はリアルタイムで観戦しましょう。
MLBはチーム数が多く、戦力の均衡化もあって毎年どこのチームがワールドシリーズに勝ち進むのか全く予想できないところが面白いですよね。今年はどこの球団が快進撃を見せてくれるのか?日本人選手の活躍は?楽しみがいっぱいですね!

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