人生で一度の成人式。男性はスーツ、女性は振袖…。と多くの人はこのような服装で参加します。しかし、中には「みんなと違った格好をしたいな…。」という風に感じ、「花魁がステキだし、目立つ!?」と思っている女性もいます。
そこで今回は、この花魁の格好で成人式に参加することについてどうなのか?と言うことにスポットを当ててご紹介したいと思います。
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そもそも花魁とは?
さて、若い女性が「ステキだな・・・。」と興味を持つ花魁ですが、どんな女性達だったのかご存知でしょうか?しっかりとそこについても学んでおきましょう。
江戸時代に吉原の遊郭にいる位の高い遊女の事です。他の遊女とは違い、新造、禿(かむろ)という世話役がついていました。また、お金を払えば一夜をすごせるわけではなく、床に入れるようになるまでには、座敷で豪華な宴会を開いたりを2、3回くらい行い、相手からお許しが出ないと床に入ることができない特別な遊女です。
また、生け花やお茶、書道など一通りの芸事はできました。
と言うことで、格式高い遊女を花魁といいます。
昨今の花魁風ファッションとは違って、肩ははだけておらずしっかりとキレイに着飾っていますね。
成人式で花魁風…。まわりの反応は?
ここ数年の花魁ファッションを見ながら、周りの反応についても見てみましょう。
まわりの反応「成人式はコスプレ会場ではない」
自称花魁風がほんとに花魁かどうかはさておき、これだけは言える。 「成人式はコスプレ会場ではない」
引用:twitter.com
まわりの反応「本物の花魁って・・・」
やんちゃな子が花魁で成人式に参加する姿が恒例になったけど、本物の花魁って露出もしないし下品じゃないのね、そういや知性もあるって聞いた
引用:twitter.com
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まわりの反応「もったいないよ・・・」
毎年毎年ウンザリする。コスプレ大会に来てるような輩を記事にするのはもうやめれば良いのに。花魁姿の綺麗な子もいたけど、せっかくの成人式でもったいないよ
引用:twitter.com
まわりの反応「自分の娘にこんな・・・」
自分の娘にこんな惨めな格好をさせるために今まで頑張って育ててきたんじゃない。
など、まわりからはなかなか厳しい意見が述べられているようです。その点も考慮して決められると良いですね。
成人式の意味について確認しておこう
もちろん、皆さんご存知だとは思いますが、今一度意味についても確認しておきましょうね。
日本では昔から大人になったお祝いの儀式として、男の子は元服(げんぷく)、女の子は裳着(もぎ)というものを行っていました。現在の成人式はこれにあたり、1946年に埼玉県で行われた「青年祭」が始まりと言われています。
意味としては、「大人になったことを自覚して、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます」という内容です。
と言うことで、新成人たちには「これからの日本の将来を担う一人一人として自覚を持ち、夢・希望を持ってこれからを頑張っていく」という抱負を持って臨んでもらいたいですね。
筆者も遠い昔に出席しましたが、背筋がピシっとして、気持ちもまた「一人の大人として頑張ろう!」と思い出席したのを思い出します。
成人式で花魁はどうなのか?についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
感じ方はひとそれぞれなので、筆者は「オススメします!」とも「控えたほうがいいです。」とも言い切れませんが、この花魁については様々な変遷を遂げた歴史があります。それを理解しつつ「やってみたいなぁ。」と思ったのならば「着るもよし!」「やめるもよし!」です。
とにかく、自分の後悔しないように突き進んで下さいね。
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