6月の誕生石にシトリンやアレキサンドライトは含まれる?
誕生石を身につける習慣が
初めて広まったのは18世紀のポーランドです。
宝石商によって考案されました。
やや商業的な匂いがするということもあり、
捉え方には若干のバラつきがあるのが現状。
特に6月の誕生石については諸説あり、
ややこしいのです。(笑)
皆様の認識に間違いが起こらないよう、
今回は6月の誕生石の真実について迫ります。
スポンサードリンク
6月の誕生石は「真珠」と「ムーンストーン」
6月の誕生石は「真珠」と「ムーンストーン」。
これは間違いありません。
日本ジュエリー協会でも認められています。
ご自分で身につけるにせよ、
誰かにプレゼントするにせよ、
自信を持って取り扱って大丈夫です。
6月の誕生石にアレキサンドライトは含まれる?
アレキサンドライトは、
日本ジュエリー協会が定める
6月の誕生石の中には含まれません。
北海道大学総合博物館・誕生石展では、
7月の誕生石として扱われています。
しかしながら、
ジュエリー関連出版社の名門、
柏書店松原出版の、「宝石への扉」という書籍では
6月の誕生石の中に含まれているんです。
Wikipediaにも
アレキサンドライトは6月の誕生石として
記されていますので、
ネット上でもそう解釈される動きが強いでしょう。
「結局どっちなの?」って感じですよね。
うーん、難しいですね・・・。
世間的には6月の誕生石という見方が強いのですが、
筆者個人としては、6月の誕生石ではないという見解です。
日本ジュエリー協会がそう定めていないということと、
場所によっては別の月の誕生石とされているという点が
どうしても引っかかります。
誕生石は、身に付けるにしても
プレゼントするにしても、
疑わしい気持ちを持っていると
効果が半減する気がしますから。
6月の誕生石にシトリンは含まれる?
シトリンは、厳密に言うと
6月の誕生石ではありません。
日本ジュエリー協会では
11月の誕生石とされています。
シトリンも6月のサブストーンだとされる認識があります。
なぜシトリンが6月のサブストーンになるかというと、
「ふたご座の守護石」だからです。
ふたご座の期間は5/21~6/21なので、
そうなると5月も含まれてしまいます。
5月も6月も含まれるが、
6/22〜6/30は含まれない・・・。
しかも、日本ジュエリー協会は
シトリンを11月の誕生石としている・・・。
もうこれは違います。
6月の誕生石ではありません。
もちろん、
「ふたご座の守護石」として捉えるならば
問題はありませんよ!
スポンサードリンク
6月の誕生石は無難に「真珠」と「ムーンストーン」で!
このように、誕生石は認識が分かれることが
珍しくありません。
誕生石は、
石が持つ意味や効果を信じて
身に付けるもの。
一部の説によって
自分の認識が揺らいでしまうのは
避けたいですよね。
ましてや、宝石は高価な買い物ですから、
失敗はしたくありません。
真珠とムーンストーンであれば
間違いはありませんから、
そのどちらかを選ぶようにしましょう。
スポンサードリンク