読書感想文のかしこい書き方!中学生のテーマはコレ!
読書感想文の書き方に悩む中学生は多いでしょう。小学生のときに書いた経験はあるけど、そのときと同じような書き方だとあまりにも子どもっぽくなりますからね。
今回は、読書感想文のかしこい書き方をお教えします。
大切なのは、段取りとテーマです。
読書感想文は3つの作業に分類され、1つ1つを丁寧にこなすことで良い文章を書き上げられます。また、集中力が大切になるので、集中する方法についても触れます。要チェックです!
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Contents
なぜ読書感想文を書くのか?
読書感想文の文字数は、全国コンクールの規定によると、「中学校の部:本文2000字以内」とあります。400字詰め原稿用紙にして、たったの5枚です。
たったの5枚とは思えないかもしれませんね。
しかしたったの5枚です。書き終えたときにはそう思っていることでしょう。
まず、なぜ読書感想文を書くのか?ということについて考えてみましょう。
全国コンクールの公式サイトにはこうあります。
書くことによって考えを深められるからです。読書感想文を書くことを通して思考の世界へ導かれ、著者が言いたかったことに思いをめぐらせたり、わからなかったことを解決したりできるのです。
引用:http://www.dokusyokansoubun.jp/q_and_a.html
ピンとこないかもしれませんが、これはとても大切なことです。
何らかの情報に触れて、それに対してあなたがどう思ったのかということが。
真剣に書かないと意味がありません。文章が苦手でも、字が汚くても構いませんので、本気になってみましょう。
主催者の意図に加えて、中学生の場合だと「大人になっていく経緯」を意識してもらいたいと個人的には思います。
この本を読み、こんな風に大人になれたような気がする・・・といったことが書けていたら素晴らしいですね。大人の階段をのぼるために、本を読み、感想を書くのです。
大人になるとはどういうことなのかと言うと、一言で言い表すにはちょっと難しいのですが、ざっくり言えば、「人の気持ちを考えられるようになること」だと思います。
書き手の気持ちや登場人物の気持ちを一生懸命に考えてみましょう。
これが、読書感想文に隠された大切なテーマです。
読書感想文のかしこい書き方とは?
さて、真面目な話はこのくらいにして、読書感想文のかしこい書き方についてご説明しましょう。
読書感想文のかしこい進め方
読書感想文は、以下の3つの作業に分類できます。
- 読む作業
- 考える作業
- 書く作業
読書感想文のかしこい進め方は、簡単に言ってしまえば2つめの「考える作業」に時間を費やすのがコツです。順番に説明していきましょう。
読む作業:本選びと本の読み方
最初に読む作業をするのですが、考える作業に時間を多く取るために、なるべく早く本を選び、読み終えることが大切です。
詳細はこちらを御覧ください。
考える作業:読書感想文の構成
本を読み終えたら、その本の内容を頭の中にとどめつつ、夏休み生活をエンジョイしましょう。家でゴロゴロしてもいいし、海に行ってもいいし、旅行に行ってもかまいません。
本を読む前だと気にもとめなかったニュースが、本を読んだ後だとなんだか気になる・・・なんてことがあるわけで。
詳細はこちらを御覧ください。
書く作業:ひたすら書き写す
書く作業と考える作業を分けるために、パソコンを使えるならばパソコンで書きましょう。
コピペや文章の位置の入れ替えが簡単ですし、大抵のテキストエディタは文字数を表記してくれるので、残り何文字なのかを確認しながら進められます。
今の子たちなら、スマホでも充分書けるのかもしれませんね。
パソコンやスマホにまとめた文章を、ひたすら原稿用紙に書き写してください。
ちょっとしんどい作業にはなりますが、ただ書き写すだけなので、テレビを見ながらでもできるでしょ?
コツはそうですね・・・、
たくさん文字を書いても疲れないシャーペンを使いましょうってところかな。(笑)
読書感想文は親が書くものなのか?
読書感想文を親が書くということ、結構あるみたいですね。よくないです。
読書感想文はお母さんに書いてもらうのではありません。自分で書くのです。
ただし、手伝ってもらうのならOKです。大人の意見を取り入れると、感想文に深みが出ますからね。
詳細はこちらを御覧ください。
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インプットとアウトプットをすること
今の日本の学校事情は、子どもたちにたくさんのインプットをさせることを主な目的としているように感じます。
社会人になってからは、学生時代に勉強したことをどう活かすのかというアウトプットに重きをおかれます。
さらに言えば、仕事に必要なことを新たに勉強し始めることもありますが、もちろんそれもアウトプットをするため。
つまり情報をインプットし、自分なりにアウトプットすることが、社会生活の大半を占めます。
そういう意味では、読書感想文はとてもいい練習になります。
是非とも真剣に取り組み、良い社会生活につなげてほしいと思います。
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