今年は見たい養老渓谷の紅葉!見頃の時期を逃すな!
千葉県房総半島の中央に位置し都心からもアクセスしやすい養老渓谷。ここには手つかずの雄大な自然が残っており、四季折々の絶景を堪能できます。ハイキングの聖地として有名な養老渓谷ですが、実は関東でも有数の紅葉の名所なんです!
冬を目前に控えると真っ赤に染まるモミジやウルシの紅葉を遊歩道から楽しめます。房総一の滝と名高い粟又の滝をはじめ、筒森もみじ谷、懸掛境など見どころ満載で、場所によってはライトアップも行われます。
今年の紅葉狩りはどこに行こうかと悩んでいる方のために養老渓谷の魅力をお伝えしていきます。
Contents
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紅葉の見所と種類
養老渓谷の紅葉は例年11月中旬に色づき始め、11月下旬~12月上旬に見頃を迎えます。日本一紅葉の時期が遅いスポットですので、一般的な紅葉シーズンを多少過ぎてしまったら養老渓谷に足を運ぶといいでしょう。
紅葉する木の種類
モミジ・カエデ・ウルシ・ケヤキ・クヌギ・ナラ・ハゼなど
おすすめ紅葉スポット
養老渓谷のオススメ紅葉スポットをチェックしておきましょう!
梅ヶ瀬渓谷
養老川支流の渓谷である梅ヶ瀬渓谷は紅葉の名所として知られています。両岸には高さ30~50mの断崖が続き、自然の雄大さを感じさせます。梅ヶ瀬渓谷はカエデが多く、谷全体が朱に彩られる様には思わず感嘆の声が漏れることでしょう。落葉の時期には橙や黄、赤で彩られたじゅうたんが遊歩道を覆います。
懸崖境(老川十字路)
養老渓谷を代表する紅葉スポットの1つ、懸崖境(けんがいきょう)は隣接する交差点の名を取って「老川十字路」とも呼ばれます。大迫力の断崖と美しい紅葉のコラボレーションは本当に見事です!滝壺近くに設置された展望台からの景色も見応えがありますよ。夜間のライトアップもされるため、必ずチェックしておきましょう!
筒森もみじ谷
道路の両側で鮮やかな紅葉が出迎えてくれる人気のスポット。その美しい景観から「もみじ谷」と称されます。最近まで知る人ぞ知る穴場だったため、観光スポットとして整備されておらず、場所がわかりにくいのが難点です。もみじ谷は西向きなので午前中に散策することをお勧めします。朝早くもみじ谷を見て回り、太陽が高く昇ってから遊歩道へと向かいましょう。
粟又の滝(養老の滝)
房総一の名瀑とも評される粟又の滝は紅葉の場としても名を馳せています。正式には「高滝」なのですが、その名はあまり知られておらず、「粟又の滝」または「養老の滝」と呼ぶのが一般的です。全長約100m、落差30mの緩やかな流れの横は遊歩道となっており、真横から滝を眺められます。
粟又の滝を覆い隠すほどに繁茂した木々が深紅に彩られる姿には圧倒されます!ぜひ至近距離でその絶景をご覧になってください。こちらも夜間にはライトアップが行われ、幻想的な美麗さで人々を魅了します。
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中瀬遊歩道・滝めぐり遊歩道
養老川沿いにある中瀬遊歩道と滝めぐり遊歩道でも綺麗な紅葉をご覧になれます。赤・緑・オレンジ・黄などカラフルな木々に包まれるかのような絶景を体感してみてください。
太陽光が紅葉を燦々と照らし出す光景はまばゆいばかりの美しさです!早朝や夕方になると陽光が渓谷の紅葉に届かなくなるため、晴れた日の昼前後だけしか見られない点に注意しましょう。粟又の滝から北に進む滝めぐり遊歩道でも同様の景観を見られますよ。
その他の紅葉スポット
- 金神(こんじん)の滝
- 観音橋
- 出世観音(養老山立國寺)
- 弘文洞跡
ライトアップ情報
養老渓谷では夜間のライトアップが行われます。ただ、すべての場所が照らされるわけではなく、主要な3ヵ所のみとなります。昼の紅葉が美しいのは言わずもがなですが、ライトアップされた夜の紅葉は別格の美麗さを放ちます。
どこがライトアップされる?
- 粟又の滝
- 懸崖境
- 中瀬遊歩道
ライトアップの時期や時間は?
ライトアップ期間は紅葉シーズン(11月下旬~12月中旬)中になります。
17:30~21:30までライトアップが実施されますが、詳細な日程は紅葉の具合を見ながら直前に決定されます。
基本情報
住所
千葉県市原市大多喜町
定休日
年中無休
営業時間
散策自由
料金
無料
お問い合わせ
- 大多喜町産業振興課 0470-82-2196
- 大多喜町観光協会 0470-50-1146
アクセス
公共交通機関
- (中瀬遊歩道)小湊鉄道養老渓谷駅から徒歩20分
- (粟又の滝)小湊鉄道養老渓谷駅からバスで20分
車やバイクで向かう場合
- 首都圏中央連絡自動車道市原鶴舞ICから国道297号、465号、県道168号、県道81号経由で40分
- アクアライン木更津ICで降り、市原市牛久から養老渓谷へ
駐車場:500円
ハイキングや温泉旅行も兼ねて
千葉県を代表する紅葉スポット・養老渓谷は県内有数の温泉地でもあります。また、ハイキングスポットとしても人気があるため1年を通してたくさんの観光客が訪れます。休日や混雑のピークとされる10時~15時を避けるのがいいでしょう。
場所によっては飛び石や渡渉をする場合があるので、ヒールやスニーカーではなく、トレッキングシューズを履いていくと安全です。
2016年11月23日(祝)には養老渓谷もみじ祭りの開催が予定されており、特産物や軽食の販売、チェーンソーカービングアートなどが行われますので、興味があれば参加してみてくださいね。
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