ウィンブルドン2016!錦織圭の1回戦の相手はいつ決まる?
今や日本テニス界で最も世界に近いと言われる錦織圭。
ウィンブルドンは、2008年に初挑戦し、過去7度参戦し、最高成績は4回戦敗退。
昨年は左ふくらはぎ痛で2回戦棄権という結果に終わりました。
今回は、彼にとって8度目の挑戦となるウィンブルドンの、シード、組み合わせ、見どころについて解説します。
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ウィンブルドンのシーディング
ウィンブルドンのシーディングは、芝が得意な選手を優遇して実力が均衡するように設定されます。ランキングポイントだけではないんですね。過去の芝のトーナメントでの成績が加味されます。
現在、錦織圭選手の世界ランキングは6位。
7位のトマーシュ・ベルディヒ選手とポイント差がわずかなので、大会開催時には順位が入れ替わっている可能性があります。
ですが、ウィンブルドンまでに、大きなランキングの変動はないでしょうから、錦織圭選手が今年もシードに入ることは間違いないでしょう。
芝の成績を加味したとしても、第10シード以内には入ると思われます。
ドロー発表は6月下旬
今年のウィンブルドンの日程は既に決まっています。
6月27日〜7月10日の2週間の開催で、7月3日が「ミドル・サンデー」として伝統的に休養日とされています。
ドロー(組み合わせ)は開催の1週間前くらいに発表されます。6月20日前後ですね。
錦織圭選手はシードに入ることが予想されるので、フェデラーやジョコビッチクラスの強豪選手とは別ブロックになるでしょう。
ランキング上で言えば、準々決勝までは格下の選手を相手に戦うということになります。
見どころは錦織圭と芝コートの相性!
ウィンブルドンは、4大大会の中で唯一グラス(芝)コートで行われます。
芝ではボールのバウンドが速く、強いサーブを持った選手が有利とされています。
錦織圭選手は、芝コートを苦手としていると各方面で言われています。実際、2014年大会では、高速サーブを持つラオニッチ選手に敗れています。
錦織圭選手にとって、「不利」と言われる条件の中で、どう戦うかが見どころの一つ。
以前から定評のある「我慢のテニス」に加え、芝ならではの「切り札」をこの大会に持ってくることができるのか。そこに注目です。
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錦織圭の成長
錦織圭という男ほど「成長」という言葉が似合う人間はいません。
昨年こそ不完全燃焼に終わりましたが、それまでは徐々に成績を伸ばしてきています。
2008〜2011 1回戦敗退
2012〜2013 3回戦敗退
2014 4回戦敗退
2015 2回戦棄権
今年のウィンブルドンで、彼がいったいどんな「成長」を我々に見せてくれるのか。
期待せずにはいられません。
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