ツールドフランスの距離と時間ってどれくらい?

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みなさんはフランスで毎年開かれている、世界最大の自転車ロードレースをご存知ですか?
今回は、そんな熱い自転車ロードレースについて調べてみました。

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ツールドフランスとは?

毎年7月に開催され、約3週間かけて自転車でフランスを駆け巡る、世界最大の自転車のロードレースのことをいいます。1903年から始まり、100年以上の歴史を持つ自転車の祭典ですが、まだまだ日本での知名度はそう高くはありません。しかし欧州では、世界中のファンが熱狂するほどの一大イベントなのです。

レースは23日間かけて、「21ステージ」行われます。厳密にいいますと、2日間の休養があり、その他の21日間で繰り広げられます。一日単位を「ステージ」と呼ばれるので「21ステージ」となるわけです。この毎日行われるステージでは、その日のステージで1位になるとステージ優勝なります。そして、23日間のレースで総合1位の選手が総合優勝となるわけです。

ツールドフランスのルール

参加人数

最大参加人数は198名です。みんな一斉にスタートし、個人タイムを競う競技となります。しかし、基本的にはチーム競技となっており、参加チームは22チームで、1チームから出場できるのは最大9名となっています。怪我や病気などで棄権してしまうと、再チャレンジはできずそのままと失格となってしまいますので、チームの人数が減ったままの競技になります。

勝敗について

勝敗については、2つあります。1つは総合優勝で、全てのコースの時間を合計して最も早かった人が総合優勝です。2つ目は、各部門賞があります。例えば、25歳以下で最も速かった新人賞、山岳賞などです。

ツールドフランスの距離と時間

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総距離約3500㎞、日本でいうと北海道の択捉島から与那国島までの距離です。日本の端から端までを自転車だけで走り抜くということになりますね。そして、標高差はなんと2000m以上あります。この標高差をなんと一日で上ったり下ったり、平坦な道をスピードで駆け抜けたりとしなくてはいけなので、なんとも過酷なレースですね。

2016年のコースを例に挙げますが、最短で17㎞、最長で232㎞です。近年の自転車は昔のものよりグッと精度も上がってきていることからかなりのスピードが出ます。そして、総合優勝者タイムは89時間4分48秒でした。2位以降プラス4分~です。とてつもない時間ですね。思いっきり平均してですが、21日間毎日4時間自転車をこいでいたんですね。あくまでも、平均時間になりますので、気になる方はサイトをチェックしてみるのも面白いですね。

ツールドフランスをもっと楽しむためには?

先ほどもお話しましたが、このツールドフランスはチーム競技です。でも個人競技っぽくも見えますよね。筆者も始め調べている時には個人競技??と思ってしまいました。でもよくよく調べていくとチームで戦術を組んで、エースを勝たせるという見えない駆け引きがあるのです。そういったところもわかってくると、もっと楽しめそうですね。ぜひチェックしてみてください。

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