7月なのに花粉症?目がかゆいのはどうして!?

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7月に花粉症を発症する人、
実は結構いるんです。

日本で発症する花粉症の原因で
代表的なスギやヒノキの飛散時期は
せいぜい2月〜5月くらいまで。

でも、花粉って1年中飛んでるんです。
スギやヒノキ以外でも花粉症は発症しますよ!

7月の花粉症には特徴があり、
目のかゆみを訴える人が多いのです。

今回は、そんな7月の花粉症について
解説していきます。

目がかゆいのはどうしてか?
原因と対策をご紹介します!

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7月の花粉症の原因

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スギやヒノキ・シラカンバなどの飛散が終わり
やれやれ花粉症も終わりかと一段落したのに
あれ?かゆい・・・
そう、7月にも花粉を飛ばす植物があるんです。

それがイネ科の植物です。
例えばカモガヤ・ギョウギシバ・ハルガヤなどです。

牧草として栽培されたり
雑草化して道端河川敷などに生息しています。

近づくとどうしても花粉の餌食になってしまいます。
なるべく近寄らないよう注意しましょう。

7月の花粉症はアレルギーが原因になることも

7月はイネ科の植物が
原因となることはわかりましたね。

しかし、中部・関西・九州では
ほとんどイネ科の植物は生息していません。
それなのにこの地域にお住まいの方に
何か症状が出ているとすれば・・・

それはアレルギーかもしれません。

イネ科の植物による花粉症は
目のかゆみくしゃみ鼻水などの鼻炎の症状が見られます。

しかし、咳など他の症状が出ている場合は
夏型過敏性肺炎などを疑うべきでしょう。

この頃はカビの胞子が飛散しやすくなり
エアコンを使うようになってさらに飛ぶようになるのです。

咳・痰・頭痛や倦怠感などが現れた場合は
ひどくならないうちに病院へいきましょう。

イネ科の場合、雨などで花粉が飛ばず
全く症状がない時期があります。

しかしその後、天気がよくなって乾燥することにより、
一気に花粉が飛ぶことになります。

だから他の時期の花粉症よりも
急に強い症状を起こすことがあるんです。

目がかゆいのはどうして?

花粉症の症状は、
風邪とよく混同されがちです。

しかし、目のかゆみがある場合は、
花粉症である可能性が高いわけですね。

花粉は目にとって異物です。
異物が付着することにより
ヒスタミンという物質が放出されます。

このヒスタミンが
神経や毛細血管に刺激を与え
目の充血、目やに、痛み・異物感、
涙、灼熱感、まぶたの腫れなどの
症状を引き起こします。

花粉のシーズンにだけ発症する
「季節性アレルギー性結膜炎」と呼ばれるものです。

目がかゆい!対策方法は?

メガネやゴーグルなどで
対策をすることが花粉症では多いですが
7月には少しつらいですよね。

まずは目を洗いましょう。
水道水で洗うのではなく
アイボンなどの専用洗眼液を使ってください。

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その後、点眼薬の併用をお薦めします。

目の症状を起こす体内物質を抑える
「抗アレルギー薬」、
点眼薬で不十分な場合や鼻の症状がある場合は
「抗ヒスタミン薬」を用います。

それでも症状が改善しない場合は
ステロイド点眼薬や
内服薬・外科的な治療もあります。

点眼薬の良いところは
濃度を調整できますので
症状に合わせて使うことができる点です。

しかし副作用もありますので
短期的に集中治療することをお薦めします。

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目がかゆくてもこすっちゃダメ!

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かゆみがあるとつい目をこすってしまいがち。
しかしこれはやってはいけない行為ですよ。

かゆみが取れないばかりか、
悪化したり角膜を傷つけたりで
いいことなしです。

今回ご紹介した対策方法で、
きちんとカイゼンしていきましょう。

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