ひな祭りの由来!子供向けに解説するときのポイントは?

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ひな祭りシリーズ第4弾です!
今までは飾り方などについてご紹介してきましたが、いよいよ由来について解説していきたいと思います。子供たちに「どうしてお雛様飾るの?」「なんで3月3日なの?」など、なぜなぜ攻撃にあった時に、きっちりと答えられるように予習しておきましょう!

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まずは、ひな祭りの由来のポイントをおさえよう

由来としては大きく2つあります。

  1. 厄除けをする為
  2. お人形遊び

女の子の幸せな成長を願うと同時に、この2つが合わさってできたとされています。
次に、この2つについても詳しく確認しておきましょう。

1.厄除けをする為

三月上旬の巳の日に、草や藁などで作った人形(ひとがた)を撫でて自分の穢れを移しました。それを川に流すことによって厄払いや邪気払いを行う風習があったのです。

2.お人形遊び

平安時代頃の貴族階級の女児の間では、紙で作られた人形を使った遊びが流行っていました。今で言う「おままごと」のことです。そして、これを「ひいな遊び」と言います。

やがて年月が経ち、この2つが結びついて「流し雛」が誕生しました。その後、江戸時代になると人形作りの技術も向上したので、川に人形を流すことをやめ、家で飾るようになっていきました。このようにして「お雛様」が誕生し、ひな祭りとして祝うようになったのです。そして、もともとは中国から伝わってきたものなのです。

子供にひな祭りの由来を話すときの台本

さあ、ポイントをおさえたところで子供たちには次のように説明してあげればよいと思いますよ!台本を作りました。

ひな祭りはずっと昔(平安時代)に中国から伝わってきたんだよ。
その頃は、お人形さんに自分の悪いことを背負ってもらって川に流していたんだ。そうすることによって、悪いことが起こりませんように・・・。とお願いしたんだよ。

それから年月が経って、今○○ちゃん達がやっているおままごと遊びが流行ったんだよ。それをキッカケに、悪いことが起きませんように・・・。と人形を流していた事をやめて、おうちに飾ることにしたの!
そして、「どうか悪いことが起きませんように・・・。」「子供が元気に大きくなれますように。」「幸せになれますように。」などとお願いをするようになったんだよ。
それが、ひな祭りなんだ!

いかがでしょうか?きっと子供たちも「へー」といってくれると思います。ご参考まで!

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ひな祭りに食べる物の意味も知っておこう!

ひな祭りと言えば、ちらし寿司!ですよね。他にはハマグリのお吸い物や菱餅、ひなあられなど定番の食べ物がありますが、どうして食べるのかご存知でしたか?
こちらも合わせてチェックしておきましょう。

ちらし寿司

具には「海老」や「菜の花」をのせますね。これにもきちんと意味があるのですよ!海老は、腰が曲がっているので長生きの象徴とされています。菜の花は、春の花なので春らしさが感じられる。と言うことで使われるのです。これらが「ひな祭り」にぴったりと言うことでちらし寿司が食べるようになったということです。

ハマグリのお吸い物

合わさった貝同士が他の貝とぴったり合うことが無いということから、夫婦円満の幸せな結婚ができますように・・・。という願いが込められているのです。

菱餅とひなあられ

3色なのにはそれぞれ意味があります。

  • 紅→花が咲く
  • 白→雪がとける
  • 緑→新芽がでる

このように春が訪れることを意味しています。ちなみにひなあられは、菱餅を小さく切ってあげたものなので、意味は同じです。

ひな祭りの由来を子供向けに説明すると!?のまとめ

いかがでしたでしょうか?
この台本を読んでおけば、子供たちに聞かれてもばっちりですね。せっかくお祝いするのだから意味も知っていたほうが思い入れの強いものにもなります。ステキなひな祭りをお迎え下さいね。

その他、お雛様関連の記事も掲載されていますので合わせてご覧下さい。

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