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5月病を寄せつけない!新社会人向けに原因と対策を考える
毎年のように取り沙汰される5月病。
新入社員の人たちを中心に、悩まされている人が多いようです。
筆者はもう30歳になりますが、5月病になったことなんてありません。(笑)
私と同じように、「5月病?なにそれ、おいしいの?」てな状態の方もたくさんいらっしゃると思うんです。
しかしですね、自分が5月病にならなくても、身近な人が5月病になることってありえますよね?
「自分がならなきゃそれでいい」という考えもありますが、仕事関係者やご家族が5月病を発症した場合、少なからず自分に振りかかる影響があるのではないでしょうか?
単純に、部下を持つ人の場合、部下が5月病にかかって数日仕事を休んだ場合、休んだ部下の穴埋めをどうするか・・・。
それを考えるのは上司の責任ですよね。
そういう意味でも、5月病にならない人にも知っておいてほしい5月病の原因と対策をご説明したいと思います。
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Contents
5月病とは
新人社員の方などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称です。
- なんとなく気分が落ち込む
- 疲れやすい
- 仕事に集中できない
- 眠れない
などの症状が見られ、悪化するとそれは肉体に表れます。
- 食欲不振
- 胃の痛み
- めまい
- 動悸
こうなってくると仕事や私生活に支障をきたしますので、周囲への悪影響というものを考えざるをえません。
5月病発症のプロセス
発症のプロセスは様々ですが、だいたいよく言われるのは以下のような流れです。
4月に仕事で環境が変わった人が、環境の変化によって、自身でも気がつかないうちに肉体的な疲労と精神的な緊張が蓄積し、GWの長期休暇で気が抜けてしまったことをきっかけに5月の中旬頃から発症する。
つまり、4月頃から5月病への道がスタートしているとお考えください。
5月病になりやすい人の5つの特徴
5月病になりやすい人の特徴とされるのが、
- 真面目な人
- 責任感がある人
- 忍耐力がある人
- 融通が利かない人
- 理想が高い人
という風に言われています。
これ、筆者の個人的には「いい人がなるってことじゃん!」なんて思ってしまうのですが・・・。確かに私は「いい人」ではないし、上に挙げた特徴の真逆を行っていると自分でも思います。(笑)
部下の5月病を防ぐ!
さて、本題として対策のお話です。
5月病の対策としてよく言われるのは、連休中に睡眠リズムを乱さないということです。しかしこれは、本人が気をつけるしかないですよね。
他人にはどうしようもないこと・・・。
部下の5月病を防ぐためには、5月病になりやすい人の5つの特徴をどう和らげてあげるかにかかってきます。
真面目な人には・・・
「人生、真面目だけが重要なのではない」とか、「時には遊びも必要だぞ」とか、自分の不真面目な一面を見せてあげるとか、「真面目」を和らげてあげる方法が、色々あると思います。
そういったことに気を配ってあげる・・・それによって部下が張り詰め過ぎないよう注意してみましょう。
責任感がある人には・・・
「失敗しても周りがカバーしてくれるぞ」とか、「君の仕事の責任は俺がとってやる」とか、「俺も昔はこんな失敗をしたんだ」とか、過剰な責任感が見られる人にはそういった言葉で適度に和らげてあげるのはどうでしょうか?
部下の5月病を防ぐ効果も期待できますし、信頼も得られるので、一石二鳥です。
忍耐力がある人には・・・
「ひとりで抱え込まず、気軽に相談してね」とか、「何か困ったことはないか?」とか、こちらから声をかけてあげることで、「我慢しすぎ」という状態を多少なりとも防ぐことができると思います。
融通が利かない人には・・・
「もっとゆっくりでいいよ」とか、「周りを見て臨機応変にいこう」とか、プレッシャーを和らげてあげましょう。
理想が高い人には・・・
「君に求められているのは〇〇だよ」とか、「まずは〇〇をクリアしよう」とか、そういった言葉でハードルを下げてあげる工夫が必要になります。
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観察し、声をかけてあげよう
過度な頑張り屋さんが陥りがちな5月病。
身近な人をよく観察し、こまめにコミュニケーションを取ることで、「頑張りすぎ」を防ぎましょう。
自分と他人は違います。相手の立場に立って、5月病を防ぎましょう。
GW明け、自分も周りも何事も無くハツラツとしていたなら、それはあなたの気配りのおかげかもしれません。
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