十五夜の意味や由来をちゃんと理解している人、どれほどいるでしょうか?
子どものころになんとなく聞いたことがあるような気はするけど、生きていくのに絶対必要な知識ではないですし、知らなくても困らないから忘れちゃった・・・という人が大半ではないかと思います。
でも、自分の子どもに「十五夜ってなに?」と聞かれたらどうしましょう・・・。
今回は、子を持つ人のために、十五夜の意味を子どもに伝えるための「台本」をご用意しました。自分自身のおさらいのためにも、しっかりと理解していきましょう。
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どうして十五夜っていうの?
十五夜の根本的な意味を聞かれたら、こう応えましょう。
昔のカレンダーの8月15日が1年のうちで1番きれいなお月さまが見られるから、15日の夜で『十五夜』っていうんだよ。
昔のカレンダーは今とは違って、お月さまの形を見て作ってたんだね。お月さまが見えない日からまんまるになるまで大体15日かかるんだけど、きっちり15日ではないんだ。だんだんずれてきちゃって不便になったから今のカレンダーができたんだよ。
『十五夜』は昔から続いてる行事だから今のカレンダーに関係なく8月15日って決まってるんだね。
どうしてすすきとお団子?
これも案外、私たち大人でも理解できてなかったりしますよね。この場合の台本は以下です。
悪いことを寄せ付けないのと、月の神様を呼ぶためにすすきをかざるんだよ。月の神様はすすきを見たら来てくれるんだね。
それに、毎日の食べてる野菜やお米が1番沢山採れるのがこの時期だから、月の神さまにありがとうという気持ちを込めてお団子をお供えするんだよ。いつもありがとうのプレゼントだね。
昔の人はお月さまを見てカレンダーを作ってたから、なんでもお月さまのおかげと思っていたんだね。
お供えしたあとはこれからも健康で幸せに暮らせますようにってお願いしながら食べようね。
月にうさぎさんはいるの?
これは子どもなら気になる質問でしょう。子どもの夢を壊さないように、うまく教えてあげましょう。
月にはうさぎさんが住んでいてお餅をついているって言われてるんだけど、これは国によって違うんだよ。本当のところはわからないけど、最初に言い始めた人がどんな風に見えたかできっと違うんだろうね。
日本ではうさぎさんがお餅をついているように見えたのかな。○○ちゃんは何に見える?
いかがだったでしょうか。子供からは質問がいっぱいでるでしょうが、年齢に応じて話してあげられると素敵ですね。
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