喪中に神社にお参りに行くのはヤバイって本当?

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もし皆さんのまわりで急な不幸があり、しかも神社にお参りに行かなくてはいけない時期だったとしたらどうしますか?
「1年間は鳥居をくぐってはならない」なんてことも耳にしたことありますよね。
急にそんなことがあっても困らないように、今回は喪中期間の神社参拝についてご説明したいと思います。

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そもそも喪中とは?忌中の違いは?

まず、「喪中」から見てみましょう。
喪中は結婚式への参加OK、神社への参拝もOKです。(忌中を過ぎれば)

喪中の意味

亡くなられらた方を偲ぶ期間をいいます。そして、悲しみを乗り越え、徐々に今まで通りの生活へと戻していく期間のことをさします。

喪中の期間

13ヶ月の約1年

次に「忌中」です。

忌中の意味

日本古来から「死は穢れ(けがれ)たもの」と考えられてきました。その穢れをお祝いの場所へと持ち込まない、そして殺生してはいけない期間のことをさします。

忌中の期間

  • 親や配偶者⇒50日間
  • 祖父母⇒1〜3日程度
  • 兄弟、姉妹、子供⇒20日間
  • その他の親戚⇒1〜3日程度

この期間は、結婚式への参加や神社への参拝は避けたほうがよいです。また、お正月を挟む場合は初詣も控えます。

喪中のときに神社へお参りにいっても大丈夫?

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結論から言いますと、忌中を過ぎていれば神社を参拝しても大丈夫です。
先ほどもご説明した通り、「故人を偲び、少しずつ普通の生活へと戻していく期間」ですから、派手な行動はせず慎みながらの行動を行っていれば大丈夫です。

ではなぜ「喪中期間は鳥居をくぐってはならない。」と言うことを耳にしたことがあるのでしょうか?
これはまず、鳥居は神様の通る道で、神様は人が亡くなり穢れがついたままこの道を通りお参りをすることを嫌います。「忌明けするまでは神社には行かないように!」と言うことを例えて言った言葉とされています。だから忌明け(50日以上経過)していればお参りに行っても大丈夫なのですよ。

ちなみにお寺は仏教で、更には葬儀なども行われるため喪中でも出入りしても大丈夫です。

厄除けはしても大丈夫?

では、次に「喪中でも厄除けはしてもいいのかな?」って思いませんか?ここについてもご説明しておきましょう。

まずそもそもですが、厄除けは「お寺」で行い、厄払いは「神社」で行います。先ほどもご説明しましたとおり、お寺では忌中・喪中の期間を関係なく行くことができるのでいつでも大丈夫です。そして、神社で厄払いをするのであれば、忌中を過ぎてから行えばよいでしょう。

喪中の時に神社へのお参りはアリ?まとめ

今回はちょっと喪中・忌中を混同していて考えがごっちゃになっていた人が多かったのではないでしょうか?実は筆者も調べるまではちょっと勘違いをしていました。この記事を読めばもうばっちりですね!ぜひ頭の片隅にでも置いておいて下さい。

当サイトでは、この他にも「喪中シリーズ」を掲載していますので、ぜひご覧下さい。

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