5月病を寄せつけない!新社会人向けに原因と対策を考える

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新入社員に予期せず訪れる5月病。

4月まで仕事が順調だったにも関わらず、5月になった途端に急激に気分が落ち込んでいくなんて話、よく耳にします。

5月病の原因となるものは年々明らかになっており、それを理解しておくと、早めの対策が可能になります。

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新入社員の5月病の原因

5月病の原因は、簡単に言うと「ストレス」です。

「ストレスなんて1年中あるものじゃないの?」「なんで5月に発症するの?」などと思うかもしれませんが、そこには理由があります。

5月病は、文字通り5月に発症します。そしてその引き金となるのが、GWです。
大型連休が明けた直後、忙しい日常に戻され、精神の変動が大きくなって発症します。

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じゃあシルバーウィーク明けは?
年末年始の連休明けはどうなの?
と、思うかもしれませんが、GW以外の連休明けに5月病を発症するケースはほとんど見られません。

発症する人はだいたいGW明け。つまり5月の中旬頃に見られる症状なのです。

実は、大型連休は発症のきっかけにすぎず、実際問題、5月病発症に大きな影響を与えているのが「4月の過ごし方」にあります。

 

5月病になりやすい人の特徴

4月の過ごし方について言及する前に、5月病になりやすい人の特徴についてご説明します。
だいたいよく言われているのが、以下のような特徴を持つ人です。

  • 真面目な人
  • 責任感がある人
  • 忍耐力がある人
  • 融通が利かない人
  • 理想が高い人

大雑把な言い方になりますが、「5月病は頑張り屋さんがなりやすい」と言っていいでしょう。

 

4月に頑張るから5月病になる

さて、では5月病対策のお話です。

4月に新入社員として企業に初めて所属し、溢れんばかりのやる気を振るってとにかく仕事を頑張る・・・。

頑張りまくって最初に迎える大型連休、GW。

フッと気が抜けて、生活リズムを崩し、ダラダラ過ごしているうちに意外とあっという間に連休が終わる。

「GW明けも4月同様頑張るぞ」と思っていたのにいざ会社に行くとやる気が出ない、集中できない、何をするにも面倒くさい・・・

こういった流れが多く見られます。

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これ、要するに、4月に頑張り過ぎてるんです。

必要以上に「責任」を持って「真面目」「忍耐」強く「理想」を追いかけてしまっているのです。
知らず知らずのうちに心や体に負担がかかり、GWという初めての大型連休が引き金となる・・・これに陥ってしまうと5月病発症です。

ですから、新入社員の人たちは、意識して4月に頑張り過ぎないよう注意しましょう。

入社1ヶ月で大きなことなんてできっこありません。じっくり力を付ければいいのです。
「4月は様子見、本当に頑張るのは5月以降」と捉えていても遅くはないですよ。

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「それでも4月から限界まで頑張りたい」という人向けの5月病対策

「頑張りすぎるな」と言っても抑えきれないものがある・・・。

「僕は最初からモーレツに働きたいんだ!」という猛者もいると思います。
若々しくて、素敵です!

そういう人の5月病対策はたった1つ。

GWも休まないことです。

たとえ4月に頑張りすぎたって、GWという引き金さえ引かなければいい。

1日も休まず、そのまま活動的な連休を過ごすことをオススメします。
少しスパルタ的な考え方ですけどね。(笑)

「仕事を休むな」と言っているわけではありませんよ?

連休で気が抜けすぎない程度に、旅行に行ってみるとか、体を動かすとかしてみてください。
仕事に関連する勉強をするなんてどうでしょう。

自分のいる業界についての本を読むとか、技術の勉強をするとか、身に付けたい知識やスキルはたくさんあると思います。
しっかり集中力を持って勉強に取り組むことで、ダラダラ生活に陥ることも防げます。

4月についた勢いをそのままに、アクティブな生活を貫きましょう。

 

ギアを調節し、自分のバランスを知る

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24時間365日、頑張り続けられる人はいません。
体調やモチベーションに浮き沈みがあるのが普通なんです。

「今が頑張りどきだ」という時期もあれば、「焦らずじっくりいこう」という時期もあります。

その見極めを間違えないこと。
それが重要です。

がむしゃらに頑張りながらも、時々冷静になって、自分を見つめなおす習慣をつけておきましょう。
ギアの調節を他人がやってくれることはありません。自分で調節し、その中で「自分」を学ぶのです。

新社会人、力強く生きていけるよう応援しています!

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